10年彼氏なしアラサーの婚活の真実

モテない。婚活、まじで頑張りたい。

モテないくせに学歴にこだわる理由

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さて、タイトルの通りなぜモテないくせに、30過ぎて独身の素敵な男性なんてほぼ残っていないって分かってるのに、私が相手の学歴にこだわるのか

をお話ししたいと思います。

別に頭がいい人が好きでバカが嫌いなわけではありません。

学歴がなくてもめちゃくちゃ頭がいい人がいることだって知ってるし、学歴がない人を素敵だと思うことだってあります。

実際20年推している私の推し(ミュージシャン)は中卒です。でも20年愛してます。

 

ではなぜ、学歴が自分と同等かそれ以上の人でないと「結婚できないと思う」のか。

それはシンプルに、「自分と似た思春期を過ごした相手」かどうかが

学歴を見ると一発で分かるからです。

 

いい大学に入るには、それ相応の小中高の過ごし方があります。もちろん勉学に励むという意味で、です。

過ごした小中高時代、すなわち思春期が自分と似ている人は、自然と自分と学歴が近いものです。

私が勝手に定義してますけど、「いい大学」に入っていない人は、

私とは違う思春期の過ごし方、たとえば①部活を死ぬほど頑張ったとか、②若くして芸術活動をしていたとか、③経済的に恵まれなくて必死に働いていたとか、④何も考えずぼーっと過ごしてたとか、をしていた人たちです。

①や②や③の人たちも大変素敵ですが、自分と人生の系統が違うから、きっと経験してきた道も違うし、結果として諸々の価値観が合わない可能性が高い。

で、④は論外です。こういう人、人類で一番軽蔑します。④みたいな人と絶対に一緒に暮らしたくない。

というわけで総合すると、①~④の人たちは、自分と考え方や生き方が相容れない可能性が大。

だから私は学歴にこだわってしまうんです。

 

大人になって今さら、自分にとって新人類みたいな人と出会ってイチから恋愛して結ばれる体力も気力もないから、必然的にバックボーンが自分と似ている人を求めてしまう。

ただそれだけです。

 

だーかーらーこーそー、大学時代の自分を鉄の棒で殴りたい。

ほれ、あんたが10年後、泣いて求めている相手が目の前にこんなにいるよ、

恋愛するなら今だよ、と。言ってやりたい。

 

ま、別に私も言うほど高学歴でもないんですけどね。自分ではこれくらい普通ジャンと思ってますけど、

婚活を意識し始めてからあまりにも同窓(とか同レベル大学)の男性と出会えないもんだから、

もううちの大学の卒業生は財閥が破綻して消滅したんだと思うようにしてます。最近は。

人を疑うキャパ

若い頃は進学や入社など環境が変わるたびに、好きな人ができてドキドキしていたものです。

新しい人に出会うことが楽しくて仕方なかった。

歳をとり、今はもう、どんな用途(?)の人であれ、新しい人に出会うキャパがありません。

人と出会う喜びを感じられないくらいには、老いに襲われているということ。

 

だから今まで出会った中からまだ独身の人をしらみ潰しに思い返してみたりします。

あの先輩のことやっぱ好きだったな、とか。

そもそも若くして出会った人には不純な動機がないから安心で、

大人になると人間には何か必ず思惑が働くから(勧誘男に相当なダメージを受けている)、

純粋に恋愛をするなら、大人になってから出会った人ではダメです。

人と出会うキャパと書きましたが、人を疑うキャパと言うべきかもしれない。

恋愛をしたい前のめりな心に、疑いの念まで持ち合わせる余裕はありません。

大人になってから出会う人が「本当に自分と同じレベルで恋愛をしたいのか」(それは私が受けたように何かの勧誘のカモでも、身体目的でもなく、という意味で)

を見極めるのはとても大変なことです。

 

…というわけで、婚活1週間目にして最悪な気分になってしまった私、とうとう「古い友人に連絡をしまくる」フェーズに入ってしまうかもしれません。

これだけはしたくないと思っていたんだけど…腐っても名門校卒の仲間です。

ま、独身で残ってるまともな人なんてほぼいないんですけどね!

結婚したい女のポーズじゃん

婚活を始めて2週間目に突入し、街コンを終えてから個別で2人の男性と会いました。

早い。早すぎるよ、なんですが、

私は本当に結婚したいのか謎になってきました。

一人がいいんじゃないか。一人はいいぞ。

虚しいお茶の帰り道、推しの歌声が沁みるぜ。

こんなことして何の意味があるのか、もとい、こんな虚しいことしてまで私は結婚したいのか?

自分の中の厚切りジェイソンがWHY?と叫んでいるのが聞こえる。

婚活ってクッソつまんないですね。

 

そもそも本来の(それが美男と美女にしか許されていない遊びだとしても)恋愛って、突然始まるんじゃなくて、

徐々に惹かれ合ってもしくはどちらかが惹かれてアプローチして、

段々盛り上がって、とグラデーション的に始まっていくものなのに、

例年通りソロを楽しんでいる女が「ものは経験」なんつって突然パーティに行って、

そんなつもりもないのに男性と会って(いやそんなつもりがあれよ、というのが正論なのは分かるけれども)、

さあ恋を始めましょう、なんて言われても無理です。

そんなつもりないんだもの。

自分がいかに「そんなつもりなかった」かを、男性と個別で会ったときにこそ思い知らされるから皮肉なものです。

 

お会いした1人目は、5歳上の経営者の方でした。

ある程度私のことを好いてくれているのはわかる。でも自分のブログだから好き放題書きますけど、

学歴とルックスが無理なのでなしです。

ゆかりの土地が共通だったりするだけで「ご縁だな~」とか「運命感じますね」とか言ってくるのもまじ無理。

冷静になればなるほど無理です。

 

2人目は、19:30待ち合わせで連れていかれたのが喫茶店

ドン引きして、750円の自分のコーヒー代まできっちり払って帰ってきました。

話してみると真面目で面白いけれど、1時間半、キャリアとビジネスの話しかしなかったのは今考えると明らかにおかしい。

勧誘だろ。

そして謎の勉強会と飲み会×2に誘われて帰ってきました。

その場でスッと飲み会の詳細が送られてきたあたり、それって飲み会じゃなくてきちんとセッティングされた勧誘の場だったなと、帰りの電車で気づいてゾッとしましたよ。

勧誘か。

貴重な日曜使って何やってんだ私は。

そしてこいつも学歴がダメなのでなしです。勉強会とか飲み会とかいうのも行く義理がないので行きません。

 

残り2人、街コン後に連絡をくれた男性たちは、めんどくさくて返信してません。

 

と、ここまで読んでくださった方は、「こいつ(筆者)は本物のバカなんじゃないか」とお思いでしょう。

モテない。出会いない。9年彼氏いない。

なのにこの婚活に対するやる気のない姿勢。

結婚する気あんのかよ?と。

 

そこなんです。

結婚する気、ないのかもしれません。

だいたい、金払って街コンに参加してこれっぽっちの取れ高しかないあたり、自分の市場価値の低さを嫌というほど思い知らされましたし、

いい勉強になったなと。

 

自分が結婚する気ないかもしれないというのも、一度「結婚したい女のポーズ」を取ってみて初めて気が付いたことです。

私は休日は趣味に明け暮れるか、仲間(既婚者ばかりだけど)とワイワイ飲むか、推しに会いに足を運ぶか、

いや、いっそ部屋でひとり推しの歌声を聞いているだけでさえ、

こんなみじめなアポイントの時間を過ごすよりましです。

 

ブログ開設2日目にして、ブログ閉鎖の危機に陥ってしまいました。

虚しいので1日で2杯ラーメンを食べました。

「妥協してまで結婚したくないし」

こんな罰当たりなことがあるでしょうか、若い頃は人の結婚式に呼ばれたときなどに

「うわー、そんなしてまで結婚したかったんか。妥協したなー」

と思ったりしたこともありました。

(私は女なので女性側の立場に勝手に立って、相手男性のことをそんな風に思ったりしていたのです。若かったから…)

その天罰を今になって受けているのでいまだに独身なんだと思いますし、

その「妥協」っていうのも何をもって妥協なのか前提も根拠もないし、

何より人の心配してる場合ではまったくないのですが、

歳をとった今、「妥協する勇気」って本が書けそうなくらい、妥協のスゴさがわかってきました。

 

どこから来たのか分からない私の意味不明なプライドは、

「妥協してまで結婚したくないし」を通り越して

「妥協してまで彼氏欲しくないし」まで肥大してしまっていました。

それがこの結果です。

9年彼氏なし。

 

気づいたころには"優良物件"はことごとく既婚で、

もともとモテないくせに、ますます残されたパイが少ない状態で戦わないといけない状況になってしまっていました。

 

それでもまだ妥協できない自分がいます。

たとえば外見。どのツラ下げてと100億回言われても足りないくらいですが、容姿が好みの人がいいといまだに思ってしまいます。

たとえば学歴。私が中途半端に高学歴なばかりに、自分のほうが上というパターンが多く、

おいおい私よ、大学時代何してたんだよ、何のためにいい大学行ったんだよ、と(別に高学歴の人と結婚するためにその大学に進んだわけじゃないけど)思ってしまうのが正直なところです。

実際、街コンで会って食事した人もそう。

人柄も稼ぎも申し分ないけど、ルックスと学歴で引っかかってしまう。

好きになれない(今回は一応、好きになろうとする努力はしてみますけどね)

 

婚活を始めて1週間の私が、この状態。

いつまでこんな謎なプライドを持ってるんでしょうか。変われるんでしょうか、私。

 

で、「妥協」についてはもうひとつ、やっと気づいた重大な真理があります。

こっちが「妥協されてる」可能性だってめちゃくちゃある、ということです。

(このブログを男性にも読んでほしいのは、こういう男女の思惑の差がオモロいからです。バーカと思いながら読んでくれ)

 

街コンに行って、通過儀礼的に連絡先を聞かれたり、聞かれなかったりしたその次のターン、

隣のテーブルでさっき私に連絡先を聞いてこなかった男が鼻の下を伸ばして女性に連絡先を聞いている!

当たり前だけどそんなことが起きます。

「あ、私、選ばれてない」

そう気づかせてくれる貴重な経験でした。

街コン後のLINEもそう。

すぐメッセージくれた方は"数打ちゃ"方式でしょうし、

しばらく経って送ってきてくれた方は「きっと本命の子とひとしきり往復したか、無視されて2番手か3番手くらいに送ってきたんだろう」と想像に難くない、そんな状況が生じます。

個別に会う約束を取り付けるときだってそう。

本命の子の返事を待ってから私に日程を投げてくるから、いちいち反応が遅い。とか。

「うわー、妥協されてるぅ」

自分の女としての市場価値を痛いほど分からせてくれた経験でした。

 

なので総合的に見て、街コンには行ってよかったと思っています。

妥協はするよりされるもの。

これからは自分のことをそういう目で冷静に見ていこうと思います。

ルッキズム:好きな人に好かれること

自分がモテないのはブスなせいだと思っていました。

でもどうやら違うようです。

容姿よりももっと致命的に何かが欠落しているようなのです。

それに気づくのも遅かった、というかいまだに何が欠落しているのか気づけていない時点で相当ヤバイのですが。

 

30数年生きてきて、いやもっと早い段階で、人は色々な尺度で(たとえば容姿、たとえば頭の良さ、たとえば愛嬌の有無、才能の有無、モテるかどうか、など多岐にわたって)自分の"立ち位置"を把握していくのだと思います。

私は両親と環境に恵まれ勉強ができたので、頭がいいとされる大学を出て、仕事も自分なりに頑張ってきました。

でもモテない。

誰にも選ばれない。

大学時代のサークルでは特技をいかんなく発揮し、男性陣といつも競っていました。

可愛げのない女でした。

だからモテない。

この分析が合っているのかはわかりませんが、とにかくモテませんでした。

 

モテませんでしたというより、私は30を過ぎるまで、恋愛を勘違いしていました。

恋愛ってこう、美男と美女が好き合って、惹かれ合い、やがて結ばれるものだと思ってました。

でもそれは万人に許された娯楽ではない。

自分でも書いているではないか。「美男と美女が」って。

「○○ちゃんは早くに結婚したなー、旦那さんイケメンだなー、」

それは美男と美女だからなんだってことに、ようやく気が付いたのです。

運命の相手がいるのは美男と美女だけ。

(もっとも、美男と美女でさえ、そのどちらかが苦労して苦労してお付き合いに至ったケースもあるそうですから、みんな頑張っているんですね(小並感))

 

では美男や美女ではない人はどうしているか?

妥協をしているんですね。どちらかが。

フツメンとフツ女に運命の人なんていない。

若い頃に勢いで付き合ってそのまま結婚するか、どちらかが結婚に焦ったころに出会って必死で必死で相手を口説いて結婚に持ち込むか、そのどちらかなんだと思います。

というかそう思わせてくれ。運命の人なんていないと思わせてくれ!

 

フツ女は、好きな人に好かれるなんて無理なんだと。

不特定多数ととにかく出会って、出会いまくって、その中で諸々の折り合いがついてご縁のあった人と頑張って恋のようなものをして、やっと結婚する、

せいぜいこれがフツ女の歩む幸せへの道なんだと、ようやく気付きました。

 

今までの私がどうして恋愛の機会に恵まれなかったか、これで答えがはっきりした気がします。

こんな私のことを有難くも好いてくださる男性もいました。

でも↑の真理に気づいていなかった私は、その人たちのことを好きにならなかった。(なれなかった、と言えるような努力すらしていない)

そうこうしている間に歳もとり、誰にも好かれなくなって、遅ればせながら焦り始める。

ことわざにでもできそうなくらい、見事な自業自得です。

 

別に自分の顔が嫌いではないし(好きでもない)、もっと美人に生まれたかったとは今更思わないけど、

ルッキズムに基づくと「恋愛」というものの定義が全然変わってくる、という現実に気づいたのは

自分の中で一歩成長したなと思います。

そして自分がいかにルッキズムに囚われているかも、

このブログを書きながら改めて思い知ったところです。

覚えてねぇよ

私の婚活初日は、厳密に言うと婚活ではなく、

ビジネス上のいわゆるセミナー、勉強会のもっとラフなやつに行ってみた、という感じです。

友達が勤める会社が主催して、業界内の知り合いができますよ~という趣旨の会でしたが、

突然「婚活スイッチ」が入った私は、その会に照準を定め

バッチリお化粧して行って、愛想よくおしゃべりをし、名刺をバラまいてくる努力をしました。

名刺をいただいた方には翌日御礼のメールも自分から丁寧に送りました。

が!

バラまいたうち、メールの返信をいただいたのはたったの1通。

私が一方的に名刺を渡しただけの方からは、ただの一人からも連絡がこないのです。

まぁ、出会いの場じゃないし、そういう目的の会じゃないもんね…と自分に言い聞かせましたが、

これがもし美人だったら、きっとバラまいた名刺のアドレスにメールが集まっていたんだろうなと想像したところで、

なんとなく客観的に自分の立ち位置を把握したという感じ。

だからこれを私の婚活初日に位置付けたいと思います。

 

続いて2日目。「ハイステータス街コン」というやつに出かけました。

男性が女性の8倍のお値段を払って、しかも男性側には学歴、職業、容姿その他いろんな参加条件が設けられているやつ。

女性は年齢の壁だけで、私はギリギリセーフだったので、悩む暇もなくエイッと申し込みました。

街コンってもっとスタンディングとかでカジュアルなやつだと思ってたら、全然違って、

女性は着席・男性が次々に席替えをしていって

7~8分ずつの超簡易的なお見合いをして、お互い気に入れば連絡先を交換して、という時間がまるで嵐のように過ぎ去っていく会でした。

 

終わってみてまず第一の感想が「覚えてねぇよ」。

それに尽きます。

匿名のブログなので赤裸々に書きますが、この日は12人と話して10人から連絡先を聞かれ、4人から連絡をもらいました。

でも、ごめんなさいね、誰だか全然覚えてない。

向こうも惰性でLINE送ってるんだろうなーと勘ぐってしまいます。

 

もっとも、同性同士はほぼまったく接触するタイミングのない仕組みになっていて、まわりの女性陣をチラ見しただけだったのですが、

どなたも可愛らしく、控えめで、普通に美人もちらほらいたような。

連絡をくれた男性陣2人にヒアリング(?)したところ、「あの日はいい人(女性)が多かった」と言っていたから、

高いお金を払った男性陣からすると、実り多き会だったのかもしれません。

私のことは置いといて。

 

この会の最中、一番多く思ったのは、連絡先を聞いてこないやつ、お前さぁ、失礼だからな!というの。

話しててだいたい分かります、こいつ私に興味ないな、というの。

だからってポーズでも、連絡先を聞いてこないのは失礼だと思ってしまったあたり、

いかに私が婚活場慣れしていないか、もしくはプライドが高すぎて自分の市場価値を分かっていないか、

が浮き彫りになっていますね。

 

そしてもうひとつ。

「こいつ私に興味ないな」と思った相手からは、自然と自分も興味がなくなっていくということ。

これに気づけたのは大きな収穫でした。

 

私がこんなにモテない理由は、ここなんじゃないかと思い始めました。

人間、自然と「脈がちょっとでもありそうな人」にしか弾を打たない、負け試合はしないというのが本能のようです。

私は今まで自分から好きになった人以外、誰にも興味を示してこなかった。

ありがたくアプローチしてくださった方にも、失礼極まりない、つっけんどんな態度を取ってきました。

(そういう人ほどどんどん結婚して子供も生まれて、幸せになっていく世の理)

 

けっきょくこの日は、少しだけいいなと思った人が1人いて、その方を含む数名から連絡をいただいたので

ものは経験だ!と決め込んで連絡をくれた方それぞれと一度は会ってみようと思っています。

すでにお一人と会ってご飯を食べましたが、

何も起きず。(当たりまえ)

すぐにお礼のLINEもいただきましたが、何て返せばいいのか、気を持たせても悪いし、たとえもう一度会っても好きにはならないだろうし、で

未読スルーしています。

未読スルーしてる場合じゃないのは胸の奥ではわかってるんですけどね。

 

まずは街コンに行った。それが私の経験値を1アップしてくれました。

そして好きではないけれど男性と食事に行った。これも大きな一歩だ!

こうやってリハビリをしていって、

いつか本当に好きな人ができた時に上手に恋愛できるように、頑張っていこうと思います。

 

LINEじゃなくメールだった頃の彼氏

初めまして。30歳を少し越えた女、自営業、一人暮らし、独身です。

9年、彼氏がいません。(バズりたいのでブログタイトルは10年で)

周囲が続々と結婚していき、ついに先日、身内が結婚したため、いよいよ焦り始めましたが、もう遅いのかもしれない。

そう思いながら、にわかに婚活を始めました。

仕事がクリエイティブ系ということがあり職業病的に、または初めての婚活があまりにも虚しいものだったため、

こりゃブログにでもしてひとバズりしないとやっていけないぜ、と思い、

思い立ってブログを始めました。

 

まずは自己紹介から。

率直に自分の見た目は中の中です。全然美人じゃなく、別に目立つほどブスでもないです。

ファッションは男ウケ要素ゼロだけどおしゃれです。これは本当。なぜならこないだまでファッション業界にいたから。

性格は話し上手の聞き上手で人当たりのよい、調子のいい女、と思っていたけれど、一昨日の街コンでの感触からするに、どうやらそうでもないっぽい。

稼ぎはよくありません。自営業なので。会社員時代は仕事命だったので相当プライドが高かった(わりに言うほど稼げてなかった)けれども、自営になってだいぶ謙虚になりました。

学歴だけはよいです。日本の中で言えば。

 

そんな私は大学生の頃に最初で最後の彼氏ができて、半年で別れ、そこからずーっとシングルです。シングルアンドハッピーとはよく言ったものです。

人並みかそれ以下のちょっとした遊びはありましたけど、そんなのカウントしていたらダメです。悲しくなるだけです。

まわりからは「あなたは恋愛に興味があるようにはとても見えない(かった)」と言われ続け、その意味がやっと今、分かってきました。

平たく言えばバンギャ。好きなバンドの好きな人が命でした。

別に好きなバンドマンと結婚できると思ってたわけじゃないんです。でも、「この人くらい好きになれる人じゃないと付き合う意味ないな」と思っていたのは事実。

だってバンド追いかけるの、忙しかったんだもん。(今も)

 

そうして貴重な10~20代をバンドマンに捧げ(もちろん実りはゼロ)、気づけば30代、まわり全員既婚、もしくはバツイチ。

ひえー、人生進んでんねー、と人に言っては笑われる、そんな生ぬるいやりとりももはやしなくなりました。

 

私が婚活を始めた理由は、「結婚したいから」ではないんです。

自分のどこがそんなにヤバいのか、知りたいからです。

よく「見た目も収入も申し分なくモテそうな男が独身なのには何かある」と言います。

同じことが自分に起きているのではないかと。

言葉選ばずに言いますがそこらへんのブスやデブもどんどん結婚しています。

中の中(と仮定)である自分がここまで誰からも選ばれないのには、何かきっと理由がある。

それを特定して、ヤバい部分をヤバいんだと自覚し、

本当に好きな人ができた時に備えよう、という魂胆です。

 

お察しのとおり、人を好きになる気持ちなんてとうの昔に忘れています。

最初で最後の彼氏がいた頃はまだLINEじゃなくメールでした。

好きな人ができたらLINEしてみたい。既読ついたかなとかソワソワしてみたい。

 

これが、いい歳した大人の女の言うことだとは信じがたいかと思いますが、

始めたばかりの婚活を自分のためにも、読んでくれる方のためにも

楽しく有益にレポートしていきますので

どうぞよろしくお願いいたします。