若い頃は進学や入社など環境が変わるたびに、好きな人ができてドキドキしていたものです。
新しい人に出会うことが楽しくて仕方なかった。
歳をとり、今はもう、どんな用途(?)の人であれ、新しい人に出会うキャパがありません。
人と出会う喜びを感じられないくらいには、老いに襲われているということ。
だから今まで出会った中からまだ独身の人をしらみ潰しに思い返してみたりします。
あの先輩のことやっぱ好きだったな、とか。
そもそも若くして出会った人には不純な動機がないから安心で、
大人になると人間には何か必ず思惑が働くから(勧誘男に相当なダメージを受けている)、
純粋に恋愛をするなら、大人になってから出会った人ではダメです。
人と出会うキャパと書きましたが、人を疑うキャパと言うべきかもしれない。
恋愛をしたい前のめりな心に、疑いの念まで持ち合わせる余裕はありません。
大人になってから出会う人が「本当に自分と同じレベルで恋愛をしたいのか」(それは私が受けたように何かの勧誘のカモでも、身体目的でもなく、という意味で)
を見極めるのはとても大変なことです。
…というわけで、婚活1週間目にして最悪な気分になってしまった私、とうとう「古い友人に連絡をしまくる」フェーズに入ってしまうかもしれません。
これだけはしたくないと思っていたんだけど…腐っても名門校卒の仲間です。
ま、独身で残ってるまともな人なんてほぼいないんですけどね!